人獣共通感染症(動物⇔人へうつる病気)

【2015/1/30】

人獣共通感染症とは【動物から人へ、人から動物へと病原体が感染する事、あるいはその感染によって起こる病気】の事です。

感染している動物との直接接触やその糞や毛垢などを介して再感染が起きます。

他の呼び名もあり、「人畜共通感染症」「動物由来感染症」「ズーノーシス(zoonosis)」とも呼ばれています。

 

原因として考えられるのは・・・

■森林伐採などによる環境の激変によって野生動物とヒトとの距離が狭まり接触する機会が増えた事

■種々の動物がペットとして輸入され飼われる機会が増えた事

 

これらにより・・・

 

従来は稀であったり知られていなかった病原体がヒト社会に突如として出現してしまう。このように新興感染症として現れた場合、未だヒトが免疫を獲得していないために大流行を引き起こす危険性が高いことの他、診断や治療の方法も確立していないために制圧がとても困難です。

 

2003年に出現した重症急性呼吸器症候群(SARS)にこの問題点が顕著に見られた事は記憶に新しいと思います。

 

・・・ペットから病気がうつると思うと、ペットを安易に飼えないのではないかと思う方もいるかもしれません。

しかし、家庭で飼われてるペットが問題となるケースはそれほど多くありません。

動物には症状がなくても、人にうつると症状が出るものが多いのも事実ですが、死に至るような病気は稀で、ほとんどの人獣共通感染症は、ペットとの節度ある接触や寄生虫の駆虫によって予防する事ができます。

 

むやみに怖がるのではなく、正しい知識と予防を心がける生活を送っていれば、必要以上に不安を感じる必要はないと思います。

 

ただし、いくらぺっとがかわいくても、口移しで食べ物を与えたりキスをするのは避けた方がいいでしょう。

 

また、体に不調を感じて通院した際には、ペットを飼っている旨を医師に伝えておくとよいでしょう。

 

 

【2015/1/30】

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