動物との交通事故をおこしてしまったら

【2015/3/31】

「警戒標識」はご存じですよね。

道路上で警戒すべきことや危険を知らせることによって、注意深い運転を促すために道路管理者が設置する標識です。

これが全部で27種類あります。

そのうちの1種類が「動物が飛び出すおそれあり」というもので、文字通りその地域に生息する野生動物が道路上に出没する恐れがあることを注意する目的で設置されています。

 「シカ」「タヌキ」「サル」「ウサギ」など全国各地で見られる動物のほか、「キツネ」「クマ」「ウシ」「ネコ」「カメ」「カニ」など、各地域特有の図柄が表示された標識があります。

旅先などで、見かけた方も多いのではないでしょうか。

道路上で発生する野生動物の死亡事故は「ロードキル」と呼ばれ、道路に動物が侵入することによって発生します。

しかし・・・

どんなに注意をしていても相手は動物です。

どこに潜んでいて、いつ飛び出してくるか予測することは非常に難しいです。

自分が事故を起こしてしまった場合、事故の発生を警察に連絡することが第一となります。

その後は、現場の警察官の指示に従うという点では、一般の事故の場合と同じです。

人の死傷がなく器物(動物を含む)損壊のみの交通事故については、物損事故として扱われるため「免許証の減点」や「反則金」などの法的罰則は適用されませんが、単独で発生した事故であっても人の死傷が伴う場合や、当然ながら無免許や飲酒などの悪質な違反行為がある場合は、この限りではありません。

また、事故にあった動物を道路上で見つけた場合も、ドライバーはその所有者や保健所、道路管理者などの関係機関へ速やかに通報をする必要があります。

そのままにしておくと、事故の原因にもなりかねません。

道路管理者への連絡先は道路標識などにも表示されていることも多いですが、分からない場合は、警察や自治体へ連絡しても大丈夫です。

注意したいのは、飼い主がいる動物と接触した場合です。

例えば、飼い主を簡単に特定できる鑑札や迷子札などをつけている動物に被害を負わせた場合、飼い主への報告や警察への通報を行わないと当て逃げとなってしまうほか、動物は飼い主の所有物という扱いになるため、損害賠償の請求を受ける可能性もあることを知っておいてくださいね。

【2015/3/31】

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