被曝した牛たち

【2016/9/18】

本日、午前9:30からの『ペットの王国 ワンだランド』では

被曝し、商品価値のなくなってしまった牛たちを見捨てることなく育て続けている「奇跡の牧場」を取材していました。

 

この牛たちは、出荷されることなく死ぬまでこの牧場で過ごします。

牧場主の吉沢正巳さんは、「商品価値のなくなってしまった牛たちをなぜ飼い続けるのか?」という質問に

「命ですよ。牛飼いは牛を見捨てはしないというのが僕の考え」と話しています。

 

広大な敷地の「希望の牧場」は、吉沢さんの父親が開拓し、吉沢さん自身が少しずつ整備してきました。

2011年3月、東日本大震災が発生・・・。

建物の屋根が崩れ、牧場の土地に亀裂ができるなど大きな被害を受けました。

そして翌日から福島第一原発で立て続けに爆発。

大量の放射能が空中に漏れ出し、福島第一原発から14kmの高台にある牧場の牛たちは被曝しました。


吉沢さんは警察とトラブルになりながらも牧場で牛たちの世話を続けました。

取引先から出荷を断られた330頭(当時)の牛に商品的価値はなくなっていたが、そのことで「何が何でも牛を見捨てはしないんだというスイッチが入った」と語っています。

このころ、浪江町では置き去りにされた他の牧場の牛たちがエサを求めてさまよい、餓死するという悲惨な状況も起きていました。

 

この奇跡の牧場にいる牛たちは、被曝してしまいましたが、吉沢さんのもとで飼育され、とても幸せですね。

映像からも伝わってきました。

ある牛は、吉沢さんが撫でると、嬉しそうに吉沢さんの腕を舐めてすり寄っていました。

とても牛たちを大切に見守っている姿に、心打たれました。。(≧◇≦)

 

【2016/9/18】

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