夢眠舎（むーみんしゃ）

先日猫を火葬してもらい、暫く預かってもらい遺骨を引き取りに行く前に連絡して行きました。なんと遺骨は事務所の片隅にポツンとおいてありました。てっきり祭壇に、置いてあるものと思いましたが、びっくりしました。今まで何十匹と、預けて火葬して貰いましたが片隅にポツンとおいて、ペットは、物ですか？腹がたってもう、行きません。

今日、愛してやまない娘（うさぎ）の火葬・葬儀を行ってもらいました。とても温かみのあるお葬儀をしてもらい感謝しています。事務的でもなく営業的でもなく、まるで以前から娘の事を知っていたかの様に優しく遺体や私たちに寄り添っていただき、ここで娘を月に送ってあげる事ができました。本当にありがとうございました。

熊本市内では昭和62年に開園というこの業界では老舗の施設として知られていました。当時はまだペットの葬儀普及しておらずかなり先を行ってた施設だと思います。そんなわけでうちの愛犬、ももこが逝くときはここでお世話になろうと思っていました。亡くなったのは週末だったのでどうかなと思いましたが、慣れた様子で電話で対応してくれました。中型犬である事を伝えると火葬の時間などを考慮して指定の時間を指示してくれました。私たち夫婦で施設に向かいましたが、悲しみに包まれていましたから係員のなすがまま、静かに葬式や火葬まで行われました。そこは郊外の自然が残る静かな所にあり、平屋の古びた斎場で正面に祭壇がありそこに向かうまでの左右のスペースには、胸の高さくらいまでの棚で仕切られ遺骨がぎっしり並べられていました。一瞬異様な感じはしましたが、よーくのぞいてみると生前のペット達の飼い主と楽しく暮らした遺影や首輪などの道具などが納められていました。　火葬が終わり私たちは遺骨は一旦持ち帰りましたが、その後の供養などの日程を記した資料などいただき済ませてきました。あまり押しつけがましくなくあっさりと営業活動をしていた印象です。
あっという間の葬式でしたが私たちの気持ちを整理する意味では、最後まで見送ってあげたのは良かったと思います。その後は園からの営業活動はありません。結構多忙な施設だなーという印象はありました。