やっと上野博士に会えた忠犬ハチ公像 来月東大に

【2015/2/11】

東京・渋谷の銅像で知られる忠犬ハチ公が死んで80年となる3月8日、

東京大農学部キャンパス(東京都文京区)内に、新たなハチ公像が完成します。

ハチ公が飼い主の故上野英三郎博士に飛び付く姿が銅像でよみがえります。

同学部教授で日本に農業土木学を創設した上野博士の没後90年にもあたり、研究を受け継ぐ現役の東大教授らが銅像設置に動きました。

 

人通りの多い農学部キャンパスの正門そばに設置し、3月8日午後1時から除幕式が行われます。

 

「ハチ公は世界的に有名だが、飼い主のことがほとんど知られていない」

銅像制作のきっかけは2011年末、犬が大好きな哲学専攻の東大教授による発案でした。

この呼び掛けに翌年1月、農学部系の教授らが応え、

「ハチ公と上野英三郎博士の像を東大に作る会」が発足。

制作費に充てるため寄付を募り、約2年で目標額の1千万円を集め、

名古屋市瑞穂区在住の彫刻家、植田努さんにより制作されました。

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<ハチ公>1923年、秋田県大館市で生まれた秋田犬。

24年1月、現在のJR渋谷駅近くにあった上野博士宅で飼われる。

同年7月ごろから博士の送り迎えをし始め、朝、博士を見送った場所を覚えていて、夕方、迎えに行ったとされる。

博士の死後も自分が死ぬまでの10年間、毎日渋谷駅に通い続けた。

これが新聞で報じられ、34年に同駅前に銅像ができた。

戦争で物資に使われ、現在の像は48年に再建。

上野博士の故郷の津市にも、ハチ公のそばに博士が立つ像があります。

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【2015/2/11】

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