猫がいる家でアロマをたいてはいけない(?)

【2015/4/21】

アロマテラピーって好きな方多いですよね。

私も、大好きです。リラックスできますし、自分好みの空間が作れるので、欠かせません。。

 

ですが・・・

「猫がいる部屋ではアロマをたかない方がいい」と獣医師の山本宗伸さんはいいます。

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山本宗伸
職業は獣医師。猫の病院「Syu Syu CAT Clinic」で副院長として診療にあたっています。

猫にまつわる身近な謎を掘り下げる猫ブログ「nekopedia」も時々更新。

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【 山本さんの記事をご紹介します 】

アロマテラピーに使われる精油を舐めた猫が死亡した例や、毎日アロマを炊いた部屋で一緒に住んでいた猫が血液検査で肝臓の値が著しく高かった例が報告されています。

 

■なぜ猫には精油が危険なのか?

一番の理由は、猫の肝臓の機能が犬や人間の肝臓と少し違うからです。肝臓の重要な働きのひとつに、解毒があります。肝臓は体にとって有害な物質を無害な物質に変化させています。猫の肝臓には、重要な解毒機構のひとつであるグルクロン酸抱合がないことがわかっています。そのため本来グルクロン酸抱合で分解されるべき精油の一部の成分が、解毒できず、体に溜まって悪影響を与えているのです。同様に、グルクロン酸抱合の能力が弱いとされるフェレットでも、精油の毒性がでやすいことが分かっています。

 

■なぜ猫はグルクロン酸抱合ができないのか?

猫が人間や犬と一番異なる点は、完全肉食動物だということです。

ネコ科の動物は肉を摂食しないと生きていけない完全肉食動物です。

つまり、人間のベジタリアンの方のように野菜と穀物だけでは生きていけないのです。

犬も肉が大好きですが、肉を摂食しなくても生きていけるため雑食動物に分類されます。

そして、フェレットも完全肉食動物です。

完全肉食動物である猫とフェレットがグルクロン酸抱合の能力が低いのは偶然ではないでしょう。

野生の完全肉食動物は植物をあまり摂取しないため、肉食に合った肝機能が残り、グルクロン酸抱合など不必要な能力は退化したのだと考えられます。

 

人間や犬とは肝臓の解毒機能が違うということをしっかり頭に置いておく必要がありますね(*^_^*)

 

 

 

【2015/4/21】

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