ペット葬儀マップ Staff Blog

【リアルな実情】ペット葬祭業は「火葬」にフォーカスしてはいけない話

【2020/7/6】

ペットが亡くなったら「火葬」することは皆さんご存知だと思います。

ペット霊園・移動火葬・自治体のどこにお願いしても火葬はしてもらえます。

このように捉えている方が殆どだと思います。

何も問題は無い様に思えますが、実はこれがペット葬祭業がいまいち世の中に広まらない原因だと考えています。

飼い主

ペットも大切な家族の一員だから人間同様にお別れをしたい!

そう考える飼い主は沢山いますが、人間同様にお別れをしている方ってほとんどいないのが現状です。

法律的な問題ももちろん影響していますが、冒頭でもお伝えしたようにペット葬儀社が「火葬することにフォーカスし過ぎている」のが大きな要因です。

ペットを火葬する事を「主」と考えると、業者がミスをしたり、悪さをしない限りマスコミやメディアはニュースとして取り上げません。

過去にもペット火葬業者が起こした不祥事ばかりがメディアに露出されてきました。

注意喚起としては良いのですが、ペット葬祭業のイメージアップにはつながりません。

それもこれも、火葬中心の考えになってしまっているからなのです。

人間同様にお別れしたい…とは?

人間の葬儀・火葬・供養と同じ流れでペットとお別れをしたい!というのは具体的にどういう事をすればよいのでしょうか?

人間の葬儀の一般的な流れは以下です。

1.臨終
2.エンゼルケア(体を清拭)
3.遺体安置(最低24時間)
4.遺体処置(故人を棺に収める)
5.通夜
6.葬儀
7.出棺(火葬場へ移動)
8.火葬
9.収骨
10.還骨法要(自宅供養)
11.納骨(四十九日)

これら全てを希望される飼い主は殆どいません。

皆さんが言う「人間同様のお別れ」というのは…

6.葬儀
8.火葬
9.収骨
10.還骨法要
11.納骨

ではないでしょうか。

ペットの葬儀プランは一般的には

「合同火葬」
「一任個別火葬」
「立会い個別火葬」

の3つになります。


合同火葬

複数のご遺体と一緒に火葬するプランで「火葬のみ」を行い、葬儀・収骨・還骨法要・納骨はできないケースが殆どです。


一任個別火葬

個別に火葬するプランで「葬儀社に一任」しますので葬儀・収骨はできませんが、ご遺骨は戻ってきますので、還骨法要・納骨を行う事はできます。


立会い個別火葬

個別に火葬するプランで「家族が立会い」しますので、葬儀・火葬・収骨・還骨法要・納骨の全てを行う事が出来ます。


人間同様にお別れをしたいのであれば「立会い個別火葬」一択となりますが、合同火葬や一任個別火葬よりも割高となります。

経済的な事情で、立会い個別火葬をするのが難しい方もいらっしゃることは理解していますが、ペットを飼い始めた時から毎月500円を葬儀代金として貯蓄しておけば、10年で6万円になります。

6万円あれば、大型犬でも個別火葬をすることは十分可能です。

長年連れ添った最愛のペットが最後に望む事は何でしょうか?

他のペットと一緒に合同火葬する事でしょうか? ペット葬儀社にお任せして火葬する事でしょうか?

違いますよね。

家族の立会いの元、葬儀・火葬・収骨をしてくれる事を望むのではないでしょうか?

遺骨になっても最期まで一緒に居たい…と思うのではないでしょうか?

合同火葬・一任個別火葬を否定するわけではありません。

火葬後の遺骨を見るのが辛いので一任にしたい!という方もいれば、たくさんの動物たちと一緒の方が寂しくないから合同にしたい!という人もいます。

ただし、合同火葬の方が安いから合同で良いや!という考えは、できれば捨てていただきたいです。

ですので、ペット葬儀社も「ペット火葬が9,000円~」みたいな低価格を訴求をするような宣伝方法を止めていただき「立会い個別火葬」をベースとした金額を前面に打ち出して欲しいと考えています。

ペット火葬にかかる費用はもっと上がるべき話

ペット火葬にかかる費用っていくらかご存知でしょうか?

ペットの種類や体重、そして上記でもお伝えした火葬プランによって金額は各社異なりますが、大体は以下の様な感じです。

0 ~ 1kg 1 ~ 2万 ハムスター、小鳥等
1 ~ 5kg 1.5 ~ 2.5万 フェレット、モルモット、猫、小型犬等
5 ~ 20kg 2 ~ 4万 中型犬
20 ~ 40kg 3.5 ~ 6万 大型犬
40 ~ 60kg 5 ~ 10万 超大型犬

どんなに大きなペットでも10万円を超えることは殆どありません。

猫や小型犬であれば、2~5万円ぐらいが相場です。
※骨壺や骨袋も含まれているケースが殆どです

例えば、15年間共にしたチワワが亡くなったと仮定します。

その飼い主はペット火葬の相場を全く知らない場合、立会い個別火葬(葬儀・火葬・収骨)をしたとしたら、いくらかかると考えるでしょうか?

チワワは超小型犬なので、2~3万円ですが、飼い主はおそらく10万円位はかかると思うのではないでしょうか。

ワンちゃんが体調を壊して、動物病院で診てもらって薬を処方されただけで、5千円~1万円位かかりますよね。

15年間で動物病院に支払っているお金って、数十万円~数百万円になっていると思います。

なのに、ペット火葬は2,3万円…。

高ければ良い。という事ではありませんが、やっぱりもっと価格を上げてその分サービスや施設の向上に充てるべきかなと思います。

また、この価格を続けていくのはペット葬祭業の衰退をも意味していると考えています。

その理由をお伝えします。

ペット飼育頭数は毎年減少している

ペットの飼育頭数は子供の数よりも多いと言われていますがペットの飼育頭数は毎年減少傾向にあることをご存知でしょうか?

出所:ペットフード協会

ペットブームと言われてた1990年代は仔犬が爆発的に売れていきましたが、2013年を境に犬の飼育頭数は右肩下がりです。

猫の飼育頭数は上昇していますが、全体的な飼育頭数は減少傾向です。

ペットブームで飼われた沢山のワンちゃんたちが亡くなるのがちょうど今ぐらいなので、毎日の様に全国各地でペット火葬が行われています。

低価格でも数をこなせばそれなりに儲かります。

でも、ペットの飼育頭数が減少しているという事実を忘れてはいけません。

5年~10年後にはペット火葬の件数も減り、今の様な価格帯では健全な経営ができなくなる業者が増えてくるはずです。

そうなると、さらに単価を下げて集客をする業者も出てくるかもしれませんが、それは負のスパイラル以外のなにものでもありません。

サービスの質を高めて、逆に単価を上げて利益を確保する事の方が重要です。

そのためには「火葬する事」だけにフォーカスしてはいけません。

・ペット葬儀のあるべき姿を啓蒙し、顧客満足度を高める。
・他社との差別化ポイントを明確にし、接客スキルを向上させる。
・メモリアルグッズを押し売りにならない様に薦めて単価アップする。
・ネット(SNS)での発信を強化する。

など、今から動き出さないと手遅れになります。

まとめ

ペットの飼育頭数は減少したとしても、ゼロになるわけではありませんのでより良いサービスを提供しているペット葬儀社が生き残ることは間違いありません。

火葬のみにフォーカスした低価格プランは減少し「人間同様にゆっくりとお別れする時間を大切にできる葬儀を行うこと」が今後の課題だと考えています。

ペット火葬の不祥事でニュースになるのではなく、ペット葬儀の新しいカタチが生まれたことでニュースになることが業界の発展につながります。

その為にペット葬儀マップができることを真剣に考え、これからも発信していきたいと思います。

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