ペット葬儀社 1407
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口コミ kuchikomi

投稿された口コミ

ペンネーム:百舌鳥(PC LteWLCx) ネコ(雑種)   投稿日:2014/5/17(利用年月 2010年7月頃)

ある夏、可愛がっていた猫が亡くなった。
てんかん持ちでいつも危ういことばかりする子だったが、家族の皆に愛されていた。
その時に家族が提案した「お葬式をしてあげよう」との一言で筆者はネットを使用して動物霊園を探した。
そんな折、目に止まったのが長楽寺動物霊園だった。
車でのアクセスが容易だったため、すぐに電話をかけて日取りを決めた。
家族総出で猫を抱え、アクセスマップにしたがって現地へと向かった。
遺体を抱えて受付を済ませると、係の人が丁重に預かりますと言ってくれて、家族皆で泣きながらお別れを言ったことを覚えています。
皆で読経を聞き、ペットの名前が読み上げられると涙をこらえることが出来ませんでした。
読経が終わると丁寧に棺桶に入れられた”家族”を抱え、火葬場へと案内されました。
幾つもの墓石が並び、遺族の方が何組も墓前にペットフードやお花を添えていました。
人のお墓と遜色ない立派なものでした。
清潔感のある火葬場へ着くと、いよいよお別れなんだなと思い知りまた涙を流しました。
棺桶を開けて、皆で最後に撫でてあげました。
冷たくなってしまったけれど、どこか柔らかい表情が印象に残っています。
お別れを済ませると、係の人もお悔やみの言葉とともに釜へと入れてくれました。
家族の皆が火葬場の中に残るなか、筆者は外へと出ました。
火葬場から伸びる煙突の先からは白い煙がのぼっていました。
火葬が終わり遺骨を取り出してもらい、箸を使って骨壷に収めました。
変わり果てた家族をみて、思い思いの言葉をかけながらお別れを告げました。
ふと思い立ち、係の人に「家族を連れて帰ってもいいですか」と聞きました。
答えは返ってきませんでしたが、何も言わずに箸を手渡してくれて後ろを向いてくれました。
一言「ありがとうございます」と伝え、家族皆で一欠片ずつ骨を取り、お守りとしました。
本当はいけなかったことなのかもしれませんが、あの時の人には感謝を伝えきれません。
あの日から家族皆、小さな袋に包んだ家族の思い出を持ち歩いています。
納骨が終わり、個別の棚へと案内されて写真とともに眠りについてもらいました。
電話対応から眠りにつくまで、皆が心からお悔やみと励ましを伝えてくれました。
長楽寺動物霊園の方々の暖かさ、施設の荘厳さやお墓参りに来る方々の表情などが今でも思い出せます。
家族にお別れを伝えることを支えてくれ、悲しんでくれ、丁重に眠らせてくれた霊園には今も家族が笑って眠っています。