非公開: 芦屋動物霊園

阪急芦屋駅から車で１０分位ですが、「芦屋動物霊園」の看板が敷地に入るまで見えない為、非常に判り難いです。徒歩なら行きは上り坂を約１５分。帰りは１０分。
棺は水色の段ボールで、トイレも無い小屋で１時間近く待つことになります。価格は、込み込み５万４千円。
火葬でいわゆる喉仏（第二頸椎）のことはご存じありません。甲状軟骨が溶けることはご存じでしたが。
なお、霊園として利用するには、入り口にはチェーンが掛かっていて、連絡なしでは駐車も転回も不可な為、車での参拝は問題かもしれません。

日曜の夜、いつもなら家族にごはんをねだりに来る愛猫が起きてこないので、不思議に思って見に行くと、すでに息をしていませんでした。
慌ててお電話して連れて行った獣医さんによれば、心臓発作だろうとのこと。享年11歳。それまでは特に異変もなく元気にしていたので、もう現実のこととは思えませんでした。
しかし、我が家はマンションの上層階。庭に埋葬することはできません。まだ安らかな姿で眠っている愛猫を長く部屋に置いておいて、見るからにいたましい遺体に変わっていくのを見るのも辛い。ゴミとして捨てるなんて論外。となれば、どこかで火葬をお願いするしかありません。
猫の死を確認してくだった獣医さんが、２カ所ほど近くの霊園を紹介してくださったので、どちらにするか家族で検討した結果、より近いということで芦屋動物霊園さんへお願いすることにしました。
近いとはいっても、バスの便はありません。我が家は誰も車を運転しないので、タクシーでお伺いしました。ペットのものらしく、可愛らしい外観の小さな霊園です。スタッフの方々はとても感じが良く、火葬が終わるまでの間、家族だけで落ち着ける待合室もあり、とても良かったです。
料金は、家族が対応していたので私は正確な額を忘れてしまったのですが、火葬については他の葬儀社とほぼ同じぐらい、霊園もあわせて利用する場合には、他所の方が割安になるコースが多かったように記憶しています。