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ペット葬儀社訪問レポート

【ペットの命を守る】オープン型保護シェルター「SPA」誕生

【ペットの命を守る】オープン型保護シェルター「SPA」誕生

2019年8月29日にオープンした動物保護シェルター「SPA」に訪問しました。

東京都大田区に誕生した「SPA(Society for the Protect to Animals)」。

ん? 新しいペットショップ?

と感じてしまうくらいきれいでおしゃれな外観・内観ですが、なんと「動物の保護と譲渡を行っている動物保護シェルター」なのです。

SPA(Society for the Protect to Animals)とは?

身寄りのない動物や飼えなくなってしまった動物を保護し、新たな譲渡先が見つかるまで大切に預かるオープン型のシェルターです。

SPAは朝10時にオープンしクローズする20時まで常駐スタッフがつきっきりで保護動物のお世話をしています。

犬同士で遊んだり、スタッフと一緒に外へ散歩に出かけたり・・・

動物達はストレスが全くない状態で保護されています。

おそらく、保護された動物達はペットショップやペットホテル以上の居心地の良さを感じているのではないかと思います。

そんなSPAを設立された齋藤鷹一氏(SPA代表理事兼大森ペット霊堂代表)にSPAの設立理由や今後の展望について伺いました。

2時間程お話をさせていただき「これは凄い!」と感銘を受けたことを皆さんとも共有したいと思います。

1.SPAは動物保護施設の概念を覆す画期的なシェルターである

皆さん、動物保護施設と聞いてどのような印象を持ちますか?

■飼い主がいない可哀そうな動物達が止む終えず入る施設。

■いつ来るか分からない里親を今か今かと待ち続ける動物達が集まる場所。

こんな風にネガティブな印象を持つ方が殆どではないでしょうか?

SPAは違います!

SPAで保護されている動物達はとても活き活きと生活しています。

可哀想な動物達・・・と言うネガティブな印象は全くありません!

そして、譲渡先の家族と最適な暮らしができるように体調管理やしつけも一頭一頭しっかりと行っています。

SPAが日本の保護施設の概念を覆す!

SPAは海外のペット先進国との連携を図っており、いち早く海外団体のマーケティング能力を共有し、その活動を日本で実現するために作られた施設です。

海外の先進国では「ペットを飼う=保護犬、保護猫」という文化が既に根付いています。

SPAでも既存の日本団体と同じように動物の保護&譲渡の手伝いを行う一方で「日本に保護犬や保護猫文化を作る活動」に尽力を注いでいます。

実際にシェルターに行っていただくと分かりますが、保護動物=ネガティブな要素は一切ありません!逆にウェルカムな雰囲気作りができています。

2.こだわり満載の外観&内観設計

保護施設=汚い、古い

というイメージを完全に払拭したのがSPA。

アパレルショプのような気軽に入ることのできる雰囲気作りとカリフォルニアのような人とペットが一緒に海岸で遊んでるテイストが取り入れられている施設デザインです。

多くの方が足を踏み入れるペットショップよりもデザインにこだわり、店舗の価値をあげることで施設にいる動物達をも費用対効果で価値を上げていく。というポジティブな思いが込められています。

デザインだけでなくペット特有の臭いを消すために全てのお部屋に換気口を設け、臭いがこもらないよう徹底的に配慮されていますし、施設内で排尿した時でも、尿臭が床や壁につかない様にフッ素加工が施されています。

見た目の美しさだけでなく、機能面にも優れた施設なのです。

3.譲渡条件の緩和化

一般的な保護団体やマッチングサイトの譲渡条件はとても厳しく設定されています。

それは、保護団体やマッチングサイト運営者は譲渡後のアフターケアーを行う事をしないため、譲渡する時点で厳しい条件を設ける必要があるのです。

そのこと自体は大切な事ではありますが、条件が厳しすぎるがあまり、譲渡先が見つからない。というデメリットも生まれます。

しかし、SPAでは譲渡する条件を一切設けていません。

それって、後々トラブルになるのでは? という感じがしますよね。

では、なぜSPAは譲渡条件を設けていないのか?

それは「ペットと人をつなぐ完璧な架け橋が構築されているからなのです。

SPAにはトレーナー、トリマー、獣医師、看護師、カウンセラーなど、動物と暮らす上で、必要になる専門家を有しています。

SPAは「ペットを譲渡して終わり」ではありません。

SPAの目的は「ペットと暮らす幸せな生活の提供」です。

譲渡した後でも困ったことがあれば、いつでもSPAの専門家に相談できるサポート体制が整っています。

そうすることにより、譲渡時に厳しい条件を設ける必要がなくなるのです。

4.SPAが動物保護施設の未来を担う

このように、従来の保護施設の概念を大きく変えるSPAは今後日本全国に施設を展開していく事も視野に入れています。

ただし、むやみに施設を増やしていくのではなく、各都道府県毎に動物の専門家(トレーナー、トリマー、獣医師、看護師、カウンセラーなど)を揃え、ペットを迎えた家族のペットライフをトータルサポートできる体制が整ってから新施設を建てる。

SPAは単なる動物保護施設ではなく「新しい保護犬保護猫文化」を作るための大切な役割を担います。

人も動物も幸せに暮らせる国ニッポン!

その実現に向けて、SPAの躍進に今後も注目したいと思います。

SPA(Society for the Protect to Animals)の活動内容は公式ホームページからご覧ください。

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