【ペットの高齢化を考える】老犬・老猫ホームという選択肢について
記事のもくじ
今回はペットの高齢化に関するお話をしたいと思います。
近年、ペットも人間同様に平均寿命が伸びている傾向にあります。
この背景には、ワクチンの普及・感染症の減少、室内飼育の増加による交通事故の減少、ペットフードの改良による栄養失調の減少、獣医療の進歩等が挙げられます。
出所:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」
ペットが長く生きてくれることは嬉しいことではありますが、ペットが高齢になると人間同様に介護が必要になるケースも出てきます。
・食事が自らできなくなる。
・トイレができなくなる。
・歩くのが困難になる。
・夜泣きが多くなる。
このような現象が起きてくると、1日中、目が離せなくなることがあります。
家族の中で常に面倒を見てくれる人が居ればよいのですが、そうでない場合、長時間自宅を空けるようなことが出来なくなります。
老犬・老猫ホームという選択肢
そのような事情で老犬・老猫のお世話が十分にできなくなってしまった方の一つの選択肢として「老犬・老猫ホーム」があります。
老犬・老猫ホームは、短期・長期でペットを預かり&介護をしてくれる施設です。
飼い主の体力の衰えにより老犬・老猫の介護が困難になった場合や、介護に疲労困憊してしまった飼い主が老犬・老猫ホームなどを活用されています。
飼い主とペットの両方が高齢化し、両者に介護が必要になる状態を「老老介護状態」と言い、人間の介護現場でも問題視されています。
この老老介護問題は、以前(2019年4月19日)に坂上どうぶつ王国でも「認知症の犬と飼い主の物語」というタイトルで大々的に取り上げられました。
私は実際に、放送を見ましたが、92歳のおばあちゃんと19歳のワンちゃん(名前:コロちゃん)が起こす奇跡の物語でした!
おばあちゃんもコロちゃんも認知症をわずらっているのにも関わらず、この二人が再開した時のシーンは涙なしでは見れません!
そして、なんとなんと…
私はこの番組が放送される前に「コロちゃん」と会っていました!
老犬・老猫ホームの東京ペットホーム
コロちゃんは普段「東京ペットホーム」という老犬・老猫ホームで暮らしており、私がその施設のプロモーション動画を作る事になったのです。
そのためにスタッフの1日を密着撮影しました。
私が東京ペットホームを訪れた時コロちゃんがいました。
コロちゃんはオムツをしていて、同じ場所をずっとクルクルと回っていました。
目が悪いのか、壁にぶつかりそうになる度にスタッフの方がヘルプされていました。
ごはんも自ら食べることが出来ないため、スプーンで口元までごはんを運んで食べさせてもらっていました。
東京ペットホームでは常時10匹以上の老犬・老猫の世話をされていますが、中には一生預かりの子もいます。
老犬・老猫ホームってどんな施設?
私はスタッフに1日密着させていただきましたが、皆さん動物が大好きで我が子の様に可愛がられている様子を撮影しながらもホッコリした気持ちになりました。
老犬・老猫ホームってどんな施設なのかは、私が作った以下の動画を見てみて下さい!
いかがでしょうか?
動画の中で代表の渡部様がおっしゃっていたことが老犬・老猫ホームのあるべき姿だと思います!
老犬・老猫ホームは
飼えなくなったから
しょうがないのでお金で解決しよう
引き取ってもらえればよい
といったネガティブな解決手段ではなく
一緒に暮らすことが
できなくなってしまったペットが
家族のままで
自分がこういう風に愛情をかけてきたという思いを
しっかりと受け継いでくれるホームを
選んでもらいたいと思います
東京ペットホームもそういった施設で
あり続けたいと思います
老犬・老猫ホームは保護施設とは違います。
ペットを愛しているからこそ、老犬・老猫ホームをご利用されているのだと思います。
私が1日密着してみた限り、東京ペットホームで暮らすワンちゃん・ネコちゃんは皆、幸せそうでした。
ペット葬儀でお困りの方はペット葬儀ホットラインをご活用下さい
私たちペット葬儀マップではペットの火葬等で悩んでいる方々がいつでも相談できる窓口【ペット葬儀ホットライン】を開設しております。
・ペットの安置ってどうやればいいの?
・服装はどうしたら良い?
ペット火葬をする上で心配・不安な事があれば一人で悩まずに、以下のペット葬儀ホットラインにご連絡ください。