他人事ではない!野良猫の糞や尿被害に困っている方へ【解決方法】
記事のもくじ
私は数年前から野良猫の糞や尿の被害を受けていました。
私の自宅は、玄関の前に5メートルほどのスロープがあります。
上記の様に5メートルのスロープを通った先に玄関があるのですが、このスロープに野良猫が侵入し、糞尿をするのです。
更に、我が家の敷地は建物と建物の間に人一人が通れるようなスペースがあります。
図にすると以下の様な感じです。
③・④の写真をご覧いただくと分かるかと思いますが、我が家をぐるっと囲むように小さいスペースがあります。
地面がコンクリートになっていますが以前は砂利でした。
野良猫は砂利やサラサラの砂などの上に糞をすることが多いため、砂利を全て撤去し、コンクリートを敷き詰めました。
そして、写真②・④の様に、駐車場&マンションと我が家の間にある柵に格子状の網を張り、猫の侵入を防ぐように対策しました。
なおかつ、写真①の入り口から容易に侵入できてしまうため、入り口近くに「ネコよけ超音波発生器」を設置しました。
・地面の砂利をコンクリートへ
・ネコよけ超音波発生器の設置
これだけやっても、野良猫は我が家の敷地内に侵入してきました(>_<)
そして、とうとう恐れていた事態が起きてしまいました。
(余談)子猫との出会い
その日は、ちょうど台風が接近しており外は大雨。
我が家の敷地内から「ミャー、ミャー、ミャー」と鳴き声が聞こえてきました。
恐る恐る外に出てみると、我が家とマンションの間の小さいスペースに、おそらく生後1-2週間であろう子猫がびしょ濡れになって鳴いていたのです。
これは大変だ!このまま放っておくとこの子が死んでしまう!
直ぐにお風呂で体を洗い、コンビニに子猫のエサを買いに走りました。
無事に、命はとりとめたモノのこの後どうするか?
うちで飼う事は出来ない。
そうだ!私の知り合いで動物保護を行っている「大森ペット霊堂」に相談してみよう!
早速、大森ペット霊堂の齋藤氏に電話をしました。
私
齋藤さん!!自宅に生後数週間の子猫が迷い込んでしまって今保護しているんですが、この子を引き取ってもらうことできますか?
齋藤氏
もちろんです!!是非、大森ペット霊堂に連れてきてください!
ホッとしました。
早速、翌日に大森ペット霊堂に子猫を連れて行くと、子猫用のフード・バスケット・毛布・おもちゃなど全て用意して待っていてくれたのです。
子猫をスタッフに渡したときも、皆さん満面の笑みで、我が子を迎えたかのような対応で、私も幸せな気持ちになった事は今でも忘れられません。
その後、子猫は数か月間、大森ペット霊堂で預かってもらった後に無事里親がみつかりました。
その保護した子猫の実際の写真があります。
野良猫とは思えないほど愛くるしくて可愛いネコちゃんです。
なぜ我が家は野良猫の被害を受けたのか?
話を元に戻します。
なぜ、我が家の敷地に野良猫が侵入するようになってしまったのか?
それは単なる偶然ではないのです。
実は、我が家の斜め前にお蕎麦屋さんがあり、そのお蕎麦屋さんを営む老夫婦が野良猫にエサをあげているのです。
おなかを空かせた猫に餌をあげること自体は、優しい気持ちがあり、決して悪いことではないと思います。
ただし、餌をもらっている猫は、栄養状態が良くなり子猫をたくさん産むようになります。
その結果、我が家の敷地内で子供を産んでしまったり、糞や尿の排出場所になってしまう事もあるのです。
野良猫に餌やりを続けることは本人の自由ですが、しっかりとルールを決めて且つ、近所の理解が必要となります。
野良猫に餌をあげる時のルールの明確化
どうしても、餌やりをしたいのであれば以下の様なルールを徹底する。
・置き餌はしない
置き餌は近隣地域から移動してきた猫まで居つかせる原因となり、カラスを呼び寄せたりゴキブリ、ハエを発生させるなど不衛生な状態にもなりがちです。
・避妊・去勢手術を行う
野良猫がかわいそうで餌を与えているのなら、かわいそうな野良猫がこれ以上増えないように対策をする。
・排泄場を作る
餌を与えている人の自宅または敷地の承諾が得られた場所に猫用トイレを設置し、そこで排泄させるようにする。
・里親を探す
屋外で生活している以上、交通事故や感染症などの危険は避けられません。猫を屋内で飼育してもらえる新しい飼い主を探す努力をする。
・周囲の理解を得る
野良猫がその地域で生活するためには、周辺住民の理解が不可欠です。野良猫を世話することをしっかりと説明し、理解を得た上で行う。
今現在、野良猫に餌やりをしている方がいましたら、この5つの事をしっかりと守ることをお願いしたいです。
市区町村の役所に相談しましょう
正直、上記で挙げた5つの事をしっかりと守って餌やりをしている方は殆どいないでしょう。
「猫が好きだから」「お腹を空かせて可哀そうだから」
そういった軽い気持ちで餌やりをしてるのだと思います。
近隣住民に迷惑をかけているなんて思ってもいません。
ご近所さんだと、直接苦情を言ってトラブルになることは避けたいので、私たちの様に迷惑している側が対策をとっている事が多いと思います。
私たちは、もう諦めていたのですが…ここ最近、野良猫による糞尿被害が減ったのです!
おそらく、私たちの様に野良猫の糞尿被害を受けている方が近くにいて、役所に連絡をしたのだと思います。
その証拠に、お蕎麦屋さんはここ数週間、餌やりを全くしなくなったのです。
自宅付近でよく見かけてた野良猫もいなくなったので、どこかに行ってしまったようです。
地面をコンクリートにしたり、猫よけ超音波発生器(1万円)を買いましたが、第三者機関(役所)に注意してもらうのがベストな対策方法でしたね(◎_◎;)
野良猫の被害で困っている方は、お住いの役所に相談しましょう。
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