道路上で死んでしまった動物の死骸を見つけた時の対処法【道路緊急ダイヤル「#9910」】

記事のもくじ
道路上で動物の死骸を見つけたら、皆さんはどうされますか?
いたたまれないので路肩に寄せる。
死骸を発見した道路の管理者へ連絡する。
路上で亡くなった動物達は交通事故が多いため、目も当てられない姿になってしまっていることが殆どです。
できれば見ないふりして通り過ぎたい。と思うのが本音だと思います。
でも、このまま放っておくのも亡くなった動物がかわいそうですし、腐敗してしまうと衛生上にもよくありません。
ただし、連絡しようにもどこに連絡してよいかが分からない。
そう思っている方が多いのではないでしょうか?
そんな時にご利用いただきたいのが、国土交通省の提供する「道路緊急ダイヤル(#9910)」です。
道路緊急ダイヤル(#9910)とは
道路緊急ダイヤルを一言で言うと「道路トラブル対応のホットライン」という感じです。
道路の管轄に気にすることなく、#9910に連絡をすれば、道路上の様々なトラブルに対応してくれます。
もちろん、動物の死骸を見つけた時もしっかりと対応してもらえます。
年中無休24時間対応で電話料も無料ですので、道路上の異常を発見したら#9910へ連絡するようにしましょう!
動物を車で轢いてしまった場合は…?
運転中に動物と衝突してしまったらどうすればよいか?
大型の動物を衝突してしまった場合は、パニックになってしまうかもしれませんが、まずは落ち着いて路肩などの安全な場所に車を止めましょう。
そして、警察に通報する必要があります。
車で動物を轢いてしまったらそれは、交通事故に該当します。
交通事故は道路交通法第67条2項で『車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊』と定義されていて、動物を轢いてしまった場合は物の損壊に該当します。
そのため、一般的な交通事故と同様に警察への連絡は必要となりますが、野生動物の場合は訴えたりする被害者もいないためそのままになるケースが殆どです。
そして、警察への通報後には、道路緊急ダイヤル「#9910」へも連絡をする必要があります。
動物の死骸をそのまま道路に置きっぱなしにしてしまうと、後続車が死骸を避けるために急ブレーキをして、さらに交通事故などを招く可能性もあります。
また、直ぐに対処すれば動物の命も救う事もできるかもしれませんので、道路緊急ダイヤルへの連絡は速やかに行いましょう。
飼い主不明の動物はどこで火葬する?
野生動物や路上で亡くなった飼い主不明の動物はどこで火葬されるのか?
また、火葬する際には費用などは掛かるのか?
野生動物や飼い主不明の動物の場合はもちろん火葬費は掛かることはありません。
そのため、民間のペット火葬業者が火葬をするのではなく、殆どが市区町村のゴミ処理センター(清掃センター)が無料で火葬してくれます。
収骨や返骨はありませんので、ゴミと一緒に火葬される場合が多いようです。
まとめ
道路上で動物の死骸を発見した時は、迷わず道路緊急ダイヤル(#9910)に連絡しましょう。
恥ずかしながら、私はこのような緊急ダイヤルがある事を知りませんでした(>_<)
道路緊急ダイヤルは、どこが管理する道路かを知らなくても#9910で手軽に通報できます。
通報者に必要なのは、発見地点の住所を知っていることですが、スマホを持っていれば、地図アプリで簡単に分かるかと思います。
大きな死骸などが路上にあれば二次災害につながる事もありますので、後からくるドライバーのためにも、早めに連絡&処理してもらうよう心がけましょう。
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