ペット火葬・葬儀業者はどのようして探してる?【1000人アンケートからの考察】
記事のもくじ
当サイトは「ペット葬儀社選びで失敗したくない人のための(口コミ)検索サイト」として2014年にホームページを開設いたしました。
オープンから約9年が経ち、1400件以上のペット葬儀社の情報を掲載し、実際にペット葬儀・火葬社を利用した方の口コミ数も6500件を超え、国内最大級のペット葬儀口コミサイトと言えるまでに成長しました。
これからも皆さまの役に立つ情報を発信できるよう、更なるコンテンツの充実につとめていきたいと思っています。
そこで、皆さまの意識調査として、ペット葬儀・火葬に関するアンケートを実施することにしました。
アンケートの目的
後悔しないペット葬儀社の選び方については、過去に何度かコラムで書きましたが、実際の所、皆さまは「どのようにペット葬儀社を探し」「何を重視し」「どこに依頼するのか」を我々は知りません。
当サイトの口コミを参考にされる方もいらっしゃるかと思いますが、自宅付近にペット霊園があれば無条件でそこにお願いしたり、動物病院や知人からの紹介のペット葬儀社に行くこともあるかもしれません。
ペット葬祭業は、人間の葬儀と違い法整備も整っておらず認知度も低いため、安心してお願いできるペット葬儀社を選ぶための十分な情報が出回っていません。
そんな中で、皆さまがどの様にペット葬儀社を探しているのかを調査するために全国の20代~70代以上の男女1000人にペット火葬・葬儀に関するアンケートを行う事にしました。
アンケートの概要
今回行ったアンケートの概要は以下です。
実施日 2020年7月13日~14日
実施方法 インターネット調査
モニター数 1000人
対象者 全国の20代~70代以上の男女
モニター提供元 クロス・マーケティング
ペットを飼っている方、これから飼おうと思っている方など、全国の老若男女1000人に以下の3つの質問を行いました。
1.ペット葬儀・火葬業者をどのようにして探しますか?
2.ペット葬儀・火葬業者を選ぶ際に一番重要視することは?
3.ペットが亡くなったらどこでペットを火葬したいですか?
この3つの質問に対して1000人の方からの回答をいただきましたので、その結果を皆さまとも共有したいと思います。
そして、各質問に対するアンケート結果の考察も行っていきたいと思います。
1.ペット葬儀・火葬業者をどのようにして探しますか?
この質問に対しては「複数回答可」とし、以下の5つの選択肢を設けました。
・自宅付近のペット葬儀社に問い合わせする
・知人友人におススメのペット葬儀社を聞く
・動物病院でおススメのペット葬儀社を聞く
・その他
アンケートの集計結果は以下です。
<考察>
こちらの結果は大枠予想通りインターネットで探すが全体の半数程度を占めました。
やはり、インターネットを活用してペット葬儀社を探すのが当たり前の時代になってきましたね。
その他を選んだ方の回答は以下です。
・新聞広告から探す
・タウンページから探す
・庭に埋める
・市区町村に依頼
・清掃局に依頼
この回答をされた方はおそらく、地方にお住まいの方かなと思います。
都市部ではタウンページや新聞広告でペット葬儀社を探される方はほぼいませんし、庭に埋めれるほどの広大な土地を持っている方もいません。
加えて、地方では各市区町村や清掃局の方が民間のペット葬儀社よりも数が多い傾向にありますため、それらの施設で火葬される方が多いのだと思います。
ペットが亡くなった時にどのように弔うかは、その土地ごとに存在する文化や風習に従って行う。という事もあるかと思います。
2.ペット葬儀・火葬業者を選ぶ際に一番重要視することは?
この質問に対しては「単回答」とし、以下の5つの選択肢を設けました。
・料金が安い業者
・口コミ評価が良い業者
・電話対応が良い業者
・その他
アンケートの集計結果は以下です。
<考察>
こちらの結果も大方の予想通りです。
基本的には上記は全てが大切な事ではありますが、その中でも一番重要視することは「自宅付近の業者」という事でした。
やはり、自宅に近いペット葬儀社の方が火葬した後の供養やお参りがしやすいですし、あえて遠くの業者を選ぶ必要はありません。
ただし、東京・大阪の様に大都市になるとペット葬儀社が密集しているため「口コミ評価」や「金額」等で比べる方も多くなります。
そして、意外だったのが「電話対応が良い業者」を選んだ方が全体の10%にも満たなかったことです。
つまり「電話はしない」という事ですね。
これは今の時代を象徴している現象で、電話よりメール、メールよりチャットといったようにコミュニケーションの取り方が変わってきていることが分かります。
そう考えると、ペット葬儀社側はインターネットやSNSを活用し、お客様に安心安全をアピールしていかないと集客ができなくなります。
また、回答結果の2番目に多い「口コミ評価が良い業者」を選ぶのは今後のスタンダードになってくるかと思います。
当サイトでも100件近い(超える)口コミがあるペット葬儀社は集客に全く困っていないというお声もいただいております。
そして、その他を選んだ方の回答は以下です。
・自分の宗派で弔ってもらえる業者
・ホームページが具体的で分かりやすい会社
・家族にどこまでも寄り添う事が出来る業者
という回答でした。
少数回答ではありましたが、確かにこれらの意見もおっしゃる通りだと思います。
3.ペットが亡くなったらどこでペットを火葬したいですか?
この質問に対しては「単回答」とし、以下の3つの選択肢を設けました。
・移動火葬車(訪問火葬)に依頼
・お住いの自治体に依頼
アンケートの集計結果は以下です。
<考察>
これは想定外の結果でした!
ペット霊園が一番多いことは想定していましたが「自治体に依頼する」が全体の35%を占めていたことには驚きです。
そして、移動火葬(訪問火葬)を依頼したい方は10%しかいなかったことも想定外でした。
おそらく、都市部と地方で大きく結果が変わってくるのだと思いますが、基本的にはペットが亡くなたら「ペット霊園」を第一候補として探し、近くにペット霊園が無ければお住まいの自治体で火葬する。
ただし、自治体は返骨してくれる所はほとんどないため、ペット霊園・自治体以外で火葬する方法を探したときの第3の候補として「移動火葬(訪問火葬)」を選択するのではないかと思います。
移動火葬(訪問火葬)は自宅まで迎えに来てくれるため便利ではあるが、第1候補として考える方は少ないのかもしれません。
しかし、今は新型コロナウイルスの影響で外出を控えている方も多く、感染拡大が止まらない東京では移動火葬の需要は間違いなく増えています。
総括
今回のアンケートを通じて、ペット葬儀社を「どのよう探し」「何を重視し」「どこに依頼するのか」のリアルな回答を得ることが出来ました。
地元に根付いたペット霊園(or自治体)に依頼をする方が多い事が分かりましたが、ペット葬儀社が密集するエリアではお客さまはインターネットを活用し情報収集しています。
今ではSNSを通じて個人が自由に発信できるため、サービスを受けたり商品を購入する前に利用者の「口コミ」「評価」「レビュー」を調べるのが当たり前になってきています。
ペット葬儀社を探すときも同様です。
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検索結果の1ページ目の上から順にページを見ていく。
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気になった業者を見つけたら、その業者のホームページで対応エリア・プラン・料金などを確認する
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念のため、業者の口コミや評判を調べる
といった流れでペット葬儀社を探すのが王道ではないでしょか?
なお、今回行ったアンケートでは一切触れていませんでしたが、イオンライフ・イオンペット・ペット葬儀110番の様な仲介業者はネット集客に力を入れているため、広告費(アドセンス広告)を使い検索結果の上位表示を実現しています。
そのため、仲介業者を利用して葬儀・火葬をされるお客様も沢山いると思います。
直接ペット葬儀社に依頼するのでも、仲介業者を介して依頼するのでもどちらでもよいですが、一つ言えることは「ペット霊園」または「移動火葬」の様に民間のペット葬儀社を選ばれるお客様は、自治体の様にただ単に火葬する事は望んではいません。
ご家族の気持ちに寄り添い、真心を込めて火葬してくれるペット葬儀社を探しています。
そんなペット葬儀社に出会えるように、微力ではございますが皆さまにお役に立てるような情報をこれからも配信していきたいと思います。
ペット葬儀でお困りの方はペット葬儀ホットラインをご活用下さい
私たちペット葬儀マップではペットの火葬等で悩んでいる方々がいつでも相談できる窓口【ペット葬儀ホットライン】を開設しております。
・ペットの安置ってどうやればいいの?
・服装はどうしたら良い?
ペット火葬をする上で心配・不安な事があれば一人で悩まずに、以下のペット葬儀ホットラインにご連絡ください。