ペット葬儀社に求められるホスピタリティ【ペットセレモニープレア訪問レポート】
記事のもくじ
ホスピタリティという言葉をご存知でしょうか?
心のこもったもてなし。手厚いもてなし。歓待。また、歓待の精神。
by コトバンク
接客業を生業としている方であれば耳にタコができるくらい聞いたことがある言葉かとは思います。
このホスピタリティを分かり易く体現されているのが東京ディズニーランドです。
ディズニーのキャストは9割がアルバイトにもかかわらず、お客さまを楽しませるために、自らの仕事に誇りをもってサービスを提供しています。
お客さまに喜んでいただきたい!
ディズニーを大好きになってほしい!
そんな気持ちで接しているからこそ、心からの感動を与えることができ、人々を魅了し続けているのです。
また、ディズニーランドはキャストの接客が素晴らしいだけではなく、24時間清掃活動をされているという事をご存知でしたでしょうか?
ディズニーランドの掃除のコンセプトは…
通路は15分おき、トイレは45分おきに巡回し閉園後は「新規開業時点に戻す」ことを目的に作業。
書籍:ディズニーの魔法のおそうじ
ディズニーランドがホスピタリティーの見本となっているのは「お客さまが心から喜び・楽しんで、また来たいと思えるサービスを提供し、安心してくつろげる居心地の良い快適な空間作りに徹底している」からです。
ペット葬儀とホスピタリティ
ホスピタリティの気持ちでお客さまと接することはディズニーランドに限ったことではありません。
ペット葬儀にもホスピタリティは欠かせないと思っています。
ペット葬儀の場合は、お客さまに喜びや楽しさを提供するお仕事ではありませんが「また、ここでお別れしたい」と思っていただけるサービスを提供する必要があります。
そのためには…
・柔らかな表情
・声のトーン
・気配り
・歓待の気持ち
・配慮ある言葉
など、セレモニースタッフの対応に加えて、快くペットを送り出すための環境づくりが必要になります。
以前「口コミから考察する優良ペット火葬業者の共通点【ポイントは3つ】」というコラム記事を書きました。
当サイトに寄せられた4000件以上の口コミから「良い口コミには3つの共通点がある」ことが分かりました。
それが以下です。
2.家族の気持ちに寄り添ってくれる
3.ペットを丁寧に扱ってくれる
これはまさに「ホスピタリティの精神を持ってお客様と向き合っているかどうか?」が重要視されていることが分かります。
ゲストハウスの様なペット葬儀屋さん「ペットセレモニープレア」
まずは以下の写真をご覧ください。
ゲストハウスの様な佇まいの建物ですが、こちらは東京都足立区にある「ペットセレモニープレア東京」です。
従来のペット霊園とは異なり「気軽に立ち寄れるペット霊園」をコンセプトに地元の景観を意識した建物作りを心掛けているようです。
という事で、今回は私の自宅から車で20分程のところにあるペットセレモニープレア東京の訪問レポートを行いたいと思います!
ホームページがとても魅力的!
私は、ペット葬儀マップを運営しながら、Webディレクターとして18年のキャリアがあります。
これまで800件以上のホームページ制作に携わってきましたが、ペットセレモニープレアのホームページはとてもクオリティが高いサイトに仕上がっていると思います。
ペット葬儀の暗いイメージを払拭するかの様な高級感あるデザインに心温まるイラストやコンテンツが上手くマッチしています。
実は、今回私がペットセレモニープレアに訪問させていただいたきっかけがこのホームページだったのです。
上記のホームページを見ていただくと分かりますが、作りこまれたコンテンツにゲストハウスの様な施設(外観&内観)。
これは実物を見てみたい!
そんな衝動にかられ、気づいたらホームページのお問い合わせから連絡をしていました(笑)
写真ギャラリー(施設案内)
お問い合わせ後は、直ぐにご担当の島田氏から返信をいただき、快くお打ち合わせに承諾いただけましたので、早速ペットセレモニープレア東京店へ向かいました!
車を走らせること20分。
入口に大きな看板が出ているので直ぐに発見できました!
ホームページの通り、とても現代的な外観で実際に見てみて、モデルハウスの様な印象を受けました。
また、外観だけでなく施設内もとてもおしゃれな作りになっていました。
1階の待合室はまるで結婚式場のロビーの様♪
こちらはペットお別れをするためのセレモニーホール。
火葬炉は1階に3基。
2階には納骨堂がありました。
待合室にはメモリアルグッズや絵画が飾らていました。
いかがでしょうか?
こういう素敵な空間でお別れしたいと考えるお客様は多いのではないでしょうか?
人間葬儀の知識と経験を活かした「ホスピタリティ」
ペットセレモニープレアは、人間の葬儀社として1980年代に創業されました。
人間の葬儀をされたお客様から「ペットの葬儀(火葬)もできないか?」という需要が多くあったことで1991年にペットセレモニープレアを千葉県でスタートし、その後、松戸市・東京都(足立区)とエリアを拡大されてきました。
そんなペットセレモニープレアですが「ペットも大切な家族の一員と捉え、人間と同じように丁寧に送りだすこと」を理念に、高いホスピタリティ精神で接客することを心がけています。
人間葬儀で培った知識と経験をそのままペット葬儀にも適用することで、お客様からの評価も高く、リピータもかなり多くいらっしゃるようです。
また、お体が不自由で外出できないお客さま向けに「訪問火葬(訪問ご自宅葬)」も2020年6月にスタートされました。
人間の葬儀で始まったプレアですが、お客様のニーズに応えるために「ペット霊園」そして「訪問火葬」と事業を拡大されています。
ペット葬祭業のイメージアップ(ブランディング)について
私がペットセレモニープレアに注目したのは施設の見た目だけではなく「ペット葬祭業のイメージアップの為に様々な発信」をしている点です。
オリジナルWebCM
プレアの世界観、そして旅立つペットちゃんとご家族への思いを詰め込んだWEB CM。
「ペットちゃんとのお別れを悲しむだけではなく、大切な楽しい思い出を忘れないで、これから先の日常を楽しんでいってほしい。きっと先立つペットちゃんもその方が安心するんじゃないか。」
そんな想いをオリジナルのかわいいイラストや葬儀のイメージを覆すポップな音楽とともに構成された動画です。
制作陣にはNHK朝ドラのオープニングやミスターチルドレンなどのミュージックビデオも手がける「くろやなぎてっぺい」氏を中心に、NHK民放各社の番組制作、CMで活躍する話題のクリエイター達による自信作です。
こんな子と暮らしてます。 -STORY 100-
何気ない日常にフォーカスした笑って泣けるペットストーリー集。
人間の斜め上をいく柔軟な発想力とちょっと心配になるほどの好奇心。
かと思えば、まるで少女漫画のように心が触れ合う瞬間も。
飼い主の溢れんばかりの愛情とペットのほどほどの愛情が織りなす日常は笑いと感動、そして人生とは何かを教えてくれるはず。
「こんな子と暮らしてます」では、そんなステキな日常のワンシーンを収集し紹介しています。
私もいくつか作品を見ましたが、可愛らしいイラストとそのイラストの元になった動画がセットで見られるが良いですね♪
気持ちがほっこりします(笑)
ペットセレモニープレア インスタグラム
インスタグラムにアップされているイラストは飼い主さんが描かれたモノです。
火葬中などの待ち時間に、子供たちがペットの似顔絵が描けるように鉛筆とノートを用意しているようです。
このような心温まる何気ない気遣いはホント素敵だな~と思います。
これらのイラストを眺めていると、どのペットの似顔絵もニコッと笑っています。
飼い主のペットへの愛が伝わってきますね(泣)
まとめ
今回はペットセレモニープレア東京の訪問レポートを皆さんと共有させていただきました。
この記事をまとめるにあたり、ペットセレモニープレア マネージャーの島田謹慈氏からお話を伺いました。
率直な感想としては、ホームページで感じた印象の通り、素敵なペット霊園でした。
人間葬儀で培ったホスピタリティの高さ(お客様ファーストの考え)が随所に感じられました。
施設内も座りやすい大きめのソファーに、程よい明るさの照明とオシャレなインテリアがマッチし、お客さまがリラックスできる空間づくりに徹底していた事が素晴らしかったです。
また、ペット葬祭業を盛り上げるために、様々なイベントも行っている様ですので、新型コロナウイルスが終息し、イベント再開された際は私も積極的に参加したいと思います!
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・ペットの安置ってどうやればいいの?
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