【注意喚起】福岡に続き横浜市でも・・・
2020年2月に福岡県宇美町での「ペット火葬車の火災事故」の報道があったことをご存知でしょうか?
全国に大きく取り上げられてはいないため、知らない方が殆どだと思いますので、どのような事件だったのかを簡単に説明いたします。
福岡県宇美町の町道でペットを火葬するワゴン車から火が上がり、作業員の男性が火傷を負いました。
警察によりますと、町道を通りかかった通行人の男性から「車が燃えている」と119番通報があり、駆けつけた消防隊が10分ほどで火を消し止めたようですが、作業員の男性が腕や肩などにやけどを負う事件がおきました。
原因は調査中のようですが、犬の火葬中に突然火が燃え上がったという事のようです。
火葬炉のメンテナンスが不十分だったのか?
火葬炉で火葬できるキャパを超えた大型犬を火葬したのか?
理由は定かではありませんが、明らかにペット火葬業者の認識の甘さが起こした事件ではあります。
そして、神奈川県横浜市でも・・・同じような事件を目撃した方のツイートを見つけました。
以下です。
昨日家の外見たらこれ…
炎と煙すごいし怖くて110番😅💦
消防車にパトカー全部で5台も来る大事に…移動火葬車っていうペットを火葬したりする車らしい。
警察の方も消防の方もこんなの初めて見たって言ってた😰
民家の近くこれは…ね?💦
業者さん側からは何も説明なし。 pic.twitter.com/wV6S59FnwX— hachi (@hachi83001213) July 15, 2020
投稿者はこの状況を見て直ぐに110番をしたようです。
確かに自宅付近でこんなに炎が上がっていたら恐ろしいです。
幸い火事になることはなかったようですが、一歩間違えれば大惨事を招く状況だったと思います。
以前「需要高まる移動火葬(訪問火葬)を利用したいと考えている方は読んでみて下さい」というコラム記事でも書きましたが、移動火葬車は時代にマッチした新しいペット火葬のカタチではありますが、法律上グレーな部分があります。
まさにそのグレーの部分というのが今回の様なケースです。
大事には至りませんでしたが、この火が車のガソリン・近くの民家・電柱に引火したとしたら・・・考えるだけで恐ろしいです。
このような危険な火葬を平気で行う事は、健全に営業している他の移動火葬車やペット霊園に対して失礼極まりない行為だと思います。
最悪の事態が起きる前に、ペット火葬におけるルール(条例)を徹底してほしいです。