ペット葬儀と人間の葬儀の違いは?
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ペットにも人間と同じお葬式をしてあげる事が最高の供養になると言われる方がいます。
人間にも様々なお葬式がある中で、何を指して同じお葬式と言えるのでしょうか?
日本国民と日本国民のペットの違い
人間の場合、埋葬・火葬に対する埋葬料・火葬料は非課税取引となります。
これは国の指針で火葬・埋葬は人間として必要な事であり、その行動を推奨しているために非課税になります。
ペットの場合は課税取引(必要としている以上の事)となります。
ペットはより家族に近い存在となっていますが、人間ではないということです。
国の目線ではペットとは動物、すなわち物として扱われます。
国は日本国民を守る義務がありますが、ペットは物ですから守る義務はありません。
日本国民が罪を犯せば、本人の責任ですが、ペットが罪(人に危害を加える等)を犯せばそれは飼い主の責任になります。
ペットは人間とはまったくかけ離れたもの…それが日本の法律、日本としてのペットの考え方になります。
死後の遺体の取り扱いの違いは?
ペットでも人間でも、遺族はまず葬儀社に連絡を入れると思います。
人間の場合、電話を入れた時点からどうすればよいかガイドしてくれ、そこから葬儀が終わるまでの間を葬儀社が取り仕切ってくれるでしょう。
ペットの場合、火葬車を使う場合を除き、多くは遺族が遺体を斎場まで運び、斎場から葬儀社が葬儀・火葬を取り仕切ってくれます。
人間の場合、法律により24時間は火葬してはいけませんし、通夜や告別式に向けスタッフを総動員して準備に取り掛かります。
そして、翌日通夜、翌々日葬儀になる事が多いようです。
ペットの場合は、斎場へ連れて行ったらすぐセレモニーを行い、その後火葬になります。
斎場へ到着してから2-3時間で帰路に着く事が多いでしょう。
スタッフの多さの違い
人間の葬儀の場合、やることがたくさんあるため、葬儀社のスタッフは数人で役割分担をして動きます。
ペット葬儀の場合、受付を別として、1人のスタッフが、葬儀と火葬を行ってくれるケースが多いようです。
心づけも違う?
行動の良し悪しは別として、人間の場合は火葬を行ってくれるスタッフに心づけを渡す場合が普通にあるそうです。
ペットの場合もその習慣は引き継がれているようです。
ただ、地域によって変わり、現代においては渡さないケースがほとんどで失礼ではありません。
心から納得のできるお別れができたのなら、渡すことを考えてみるのも良いかもしれません。
もし、渡す場合は1,000円~5,000円ぐらいでしょうか。
金額の違いは?
人間の場合、通夜や告別式を行わない、安い葬儀でも20万程度、普通の葬儀なら葬儀に来てくれる人数にもよりますが、50万や100万はかかるでしょう。
また、食事の用意をしたりと葬儀以外にもお金が要るため、費用はかさみます。
ペットの場合、家族だけで2-3時間で終わるので火葬料だけの1万~5万程度がかかる費用となります。
どんな葬儀にするか?
人間の場合、最近では終活なんて言葉も登場し、死ぬ前から自分の葬儀などについて考える方が増えています。
そのため、本人の希望を取り入れた葬儀になり、カラオケを取り入れたカラオケ葬など、ユニークな葬儀をする方もいらっしゃいます。
ペットの場合、遺族が葬儀を決めるのですが、だいたいは各ペット葬儀社が用意しているセレモニーを行います。
10分程度お坊様がお経を上げてくれるところもあれば告別式のように手紙を読み上げてお別れの式とするところもあります。
ただ、形は人間の葬儀に似ていても、時間は20分もかからない短いものが多いでしょう。
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