ペット霊園の仕事はきつい!?【素晴らしい仕事なのに…】
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ペット火葬・葬儀の仕事をしてみたいけど、どういった仕事で、どんな人が働いているんだろう?
そんな疑問を持っている(持ったことがある)方に今回のコラムを読んでいただきたいです。
犬・猫・動物など、ペットビジネスに関わる仕事がしたい方は沢山います。
その中で「ペット葬儀の仕事がしたい!」という方はどれだけいると思いますか?
おそらく、100人に1人いるかいないか…そんなレベルだと思います。
その原因は大きく2つあると思います。
2.ペット葬祭業の本質が見えないから
これらについて解説したいと思います。
1.動物と触れ合う仕事がしたいから
動物関連のお仕事と言って、直ぐに頭に浮かぶ職種は…
・獣医師
・動物看護師
・ドッグトレーナー
・ペットショップスタッフ
・動物園スタッフ
・ブリーダー
・ペットカウンセラー
他にもまだありますが、こんな感じではないでしょうか?
動物に携わる仕事がしたい=動物と触れ合いたい
と考える方が殆どです。
ペット葬祭業は動物に関わる仕事ではありますが、触れ合う事はありません。
そのため、求人サイトなどでは動物業ではなく「葬祭業」のカテゴリーに入ることが殆どです。
1つ見ていただきいホームページがあります。
このホームページ内には、1,038職種もの仕事が紹介されており、アクセスユーザー数・ページビュー数などをポイント化して毎月人気職業TOP100をランキング形式で発表しています。
2020年5月1日~5月31日までのランキングが以下です。
TOP100の中で、動物に関係するお仕事は以下の5つがランクインされていました。
・25位 犬の訓練士
・42位 水族館の飼育係
・71位 動物園の飼育係
・82位 トリマー
13歳のハローワークには、1,038の職業が登録されているにもかかわらず「ペット葬儀に関する仕事」が掲載されていないんです(*_*)
葬祭業、動物・ペット分野の両方を調べましたが、ペット葬儀はありませんでした。
⇒ 葬祭業カテゴリ一覧ページ
⇒ 動物・ペットカテゴリ一覧ページ
この事からも分かるように、仕事を探すときの選択肢に「ペット葬祭業」が入ることが無いのです。
2.ペット葬祭業の本質が見えないから
上記でも書いたように、仕事を選ぶ際の選択肢から外れてしまっているペット葬祭業の仕事内容を知るすべはありません。
検索エンジンで「ペット葬儀 求人」で調べると…
「事務スタッフ募集」「葬祭スタッフ募集」「ペット火葬スタッフ募集」などの求人広告は幾つかあります。
ただし、どのような仕事をするのかは詳しく書かれていません。
働いているスタッフの思い、仕事のやりがい、辛い事、楽しい事など…ペット葬祭業で働いている自分をイメージ出来る程の情報がありません。
常に需要が尽きない仕事なのに、若手がいない(育たない)根本の原因がこれなのです。
そんな中、ペット葬儀の仕事のやりがい(本質)を自らの経験談を交えてお話ししている方がいます。
宮城県でペットの移動火葬をしている「ふくふくやまの丸山さん」です。
丸山さんがペット葬儀を始めたきっかけや想いがブログにつづられています。
詳しくはブログ(⇒ ペット火葬の仕事をしている人ってどんな人なんだろう?)を読んでいただきたいのですが、仕事のやりがいについて書いている内容をこちらでも引用させていただきます。
丸山さん
ペットの葬儀の仕事は、動物の遺体を扱う仕事です。
仕事のイメージから、大変でしょう?辛いでしょう?と声をかけてくれる方もいます。
意外かもしれませんが、辛いなど全く思ったことはありません。
これは、少し変なのかもしれませんが亡くなっていてもその横顔が可愛いと思ってしまうことの方が多いかもしれません。
大好きな動物達の最期を、真心をもって一緒に見送れる。
そこには今まで私が経験した動物に対する贖罪の思いやジレンマ、辛さなどは一切ありませんでした。
そして自分自身が社会に貢献しているのだと感じさせてくれるのは、今まで訪問させていただいた家族の方から頂いた感謝のメールやコメント、手紙の数々です。
これは本当に私たちの仕事の原動力であり、やりがいだと思っています。
ふくふくやまさんは当サイト内でも2番目に多い口コミが投稿されており、全てがGOODな口コミですが、丸山さんのブログを読めばその理由が分かります。
ペット葬祭業は、ペットを火葬するだけの仕事ではありません。
動物の命を尊重し、ペットを亡くされた方の悲しみに寄り添い、辛く悲しい気持ちを少しでも楽にする仕事。
これが、ペット葬儀の仕事です!
どうですか?
こんなに素晴らしい仕事、そうそうないと思いませんか!
まとめ
ここまで読んでいただけたなら、ペット葬儀のイメージはだいぶ変わったのではないでしょうか?
職業としての知名度は殆ど無いモノの絶対になくてはならない社会貢献度の高い仕事なのです。
夜勤も多くお休みが少なそう
死と向き合う仕事なので大変そう
ミスが許されないし、辛そう
このように思う方も多いでしょう。
でも、考えてみて下さい。
どんな仕事でも向き不向きはあります。
ペット葬祭業が肌に合わない方も沢山います。
でも、問題はそこではなく…
ペット葬祭業の認知度の低さが故に、潜在的にいるペット葬儀に向いている人材を取り逃してしまっている事なのです。
このコラムをきっかけに1人でも多くの方が「ペット葬儀の仕事をしてみたい!!」と思っていただけたら嬉しいです。
ペット葬儀の仕事についてより詳しく知りたい方は、ペット葬儀ホットラインにご連絡ください。
ペット霊園の施設見学~毎日どのようなお仕事をしているか?
など、ペット霊園で働く現場のスタッフがあなたの疑問・質問にお答えいたします。
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